Hey guys, it’s Pika!
こんにちはぴかです!
チップという文化がない日本ですが、海を渡れば生活しているだけで何かとチップが必要な国があります。
タクシーの通常料金にチップを加えて払ったり、ホテルの部屋を出る時チップを追いて行ったり、レストランでご飯を食べればはいチップ。
伝票をもらった時点でもうチップ代が含まれていることもあります。
チップというのはそもそも「気持ち」で払うものなので、いくらでもいいわけですが、とは言っても相場ぐらい知りたいですよね。
今日はチップはそもそもいくらぐらい払うのかということを、自分の失敗談を元に書きたいと思います。
目次
チップが必要な国
チップが必要・不要な国についてはマイナビさんがまとめていたので参考にします。
どこでもチップが必須な国
アメリカ、カナダ、メキシコ、エジプト、カタール、アラブ首長国連邦(UAE)
レストランでチップが必要な国
オランダ、ロシア、アイルランド、オーストリア、トルコ、ブラジル、チリ、南アフリカ
特にチップは必要ないが、特別なサービスにのみチップを渡す国
イギリス、ドイツ、イタリア、スペイン、ギリシャ、ノルウェー、デンマーク、スウェーデン、フィンランド、スイス、オーストラリア、フィジー、イスラエル、インド、中国、台湾、韓国、インドネシア、シンガポール、マレーシア
ちなみに韓国に長期留学しましたが、韓国にチップの文化があるなんて全く気付かず終わりました。それぐらいほとんど必要ないです。
逆にイギリス等ヨーロッパ圏では、ホテルに荷物を運んでもらった時や、高級レストラン(アフタヌーンティー等)でチップを払い、タクシーの細かいお釣りなどもそのままチップとして渡す人が多いイメージです。
チップの習慣がない国
フランス、アルゼンチン、イエメン、オマーン
日本でチップを渡すとなんか下に見られていると感じる人もいるのではないでしょうか。同じくチップを渡すと失礼になる国もあるようです。旅行の前にはその国を事前調査していきましょう。
参考:
https://gakumado.mynavi.jp/freshers/articles/12672
アメリカでのチップ失敗談
上に記述した通り、アメリカはチップに非常に厳しい国です。多くの場面でチップを払うことが必須となっています。
そんなアメリカに留学した当初のチップでの失敗談を今日は紹介したいと思います。
留学当初はカリフォルニア大学のリバーサイド校というところで語学の勉強をしました。
ハリウッドまで約1時間。同じ学校から留学に行った日本人と6人ぐらいで観光に行きました。
お馴染みのあの星マークの道を歩いていました。
さすが映画の中心地ハリウッド。いろんなコスチュームの着ぐるみが歩いていて、一緒に写真を撮ってくれます。
留学当初の私たちは、いろんなキャラクターがいてウキウキ!ハリウッドの裏集団の存在に全く気付いていませんでした。
名前もわかりませんがなんかイカつい黒づくめのキャラクターが向こうから寄ってきて、”Heeeeey! Picture!!!”(写真、写真!)と言いながら肩を組んで、気づけばもう笑顔でカメラに向かっていました。
その瞬間、そのイカついキャラクターの片手に20ドルが握られていることに気付きました。
もうノーと言えないカメラに笑顔状態でその手を見せられ、複雑な笑顔で写真を撮った後、黒づくめが叫びました。
“Everyone have to pay 20 dollars!!!”(全員チップとして20ドル払うんだ!)
チップに関する知識ゼロの日本人集団でもわかるぐらいの、ただの詐欺。
写真のチップとして、20ドル(2000円)払うんだぞ!という、偽文化の押しつけ詐欺です。
しかしその黒づくめの威圧感と恐怖に、何人かは素直に20ドル払いました。
何人かは1〜5ドルうまく引っ張り出して、「これしか持ってない」と言って、感謝でもなんでもないチップを払いました。
その日帰ってホストファミリーに話すと、20ドル払う日本人に呆れるよ。とがっくりされました。
2ドル(200円)ぐらいでいいそうです。
私の失敗談はここからが本番です。
そんなこんなで無理矢理20ドルをチップ代として払い、ホストファミリーに「2度とそんな悪いやつに騙されないで」と言われながら翌日の朝を迎えました。
この日は世界遺産を日本人の友達と観光。
建物の外はバスキングの人々で賑わっています。海外ではよくある光景です。
その中に、「無料で似顔絵描きます」という人がいて、何人かが列を作っていました。
それを見た私と友達はなんの迷いもなく「描いてもらおっか!」とウキウキ。
だって無料だもん。
列に並びながらあることに気が付きました。
みんなチップを払っている。
チップを払うことは当たり前ですよ。そりゃタダで描いてもらうなんてそんな図々しい。
重要なのは、「チップとしていくら払うか」ということです。
相場を知らない私たちは必死に前の人たちがいくら払っているか覗こうとしましたが、しれっと渡すものなのか、いくら渡しているのかさっぱり見えません。
見えないのならしょうがない、自分たちで考えよう。
「昨日は写真撮ってもらって2ドルって言ってたよね。写真より絵描いてもらう方が大変だし、5ドルぐらい?」
5ドル。ない知識を出し合った結論、チップ代は5ドル。
その間に私たちの順番が回ってきました。
「私10ドル札しかないわ!5ドル札返して!」
「私も10ドル札しかない!後から返せるかな!?」
そう言いながら、2人共が10ドル渡しました。
結果、チップ代=20ドル。
ホストファミリーに散々怒られた、昨日と同じ20ドル。
昨日は騙されて脅されて20ドル払い、ホストファミリーに「二度とそんな大金払うな」と言われたのに、今日は自ら進んで20ドル払いました。
絵を描いてくれる人の驚きと戸惑いの表情を見て、気づきました。
「多いんだ。」
そりゃそうですよね。もともと5ドルと決めといて、20ドル渡してるんですから。
もちろんこの話はホストファミリーには口が裂けても言えません。
こういう平和ボケの日本人がいるから、さらなる日本人が海外で詐欺の対象に会うんですよほんとに。
まとめ〜結局チップはいくらが正解?〜
そんなチップの失敗談を経て、どれくらい払うものなのかちゃんと現地の人から学ぼうと思いました。
結論、お会計の10%〜20%ぐらい。
ハウスキーパーやベルマンには1〜3ドル程度。
高級レストランでは多めに20%ぐらい払い、サービスの質に満足できなくても10%ぐらいは払いましょう。
正直、お客様は神様だ精神の日本人からすると、このサービスのどこがいいの?と思うサービスがほとんどですが、時給だけではなくチップも合わせて生計を立てているので、払わないのはNGです。
ただしファストフードのレストランやフードコートではチップは不要です。
お会計の際、伝票にチップ代が既に含まれていることもあります。
その場合は追加で払う必要はありませんので、伝票をチェックしてから払いましょう。
払い方
クレジットカードで払う場合は、レシートにチップ代を書く欄があります。
なければチップだけ現金で払うことになります。
現金で払う場合は、レストランならテーブルに置いてそのまま帰り、タクシーは手渡し、ハウスキーパーには枕元に置いたり直接渡したりします。
Alright, everyone. Thank you very much for checking my blog, and see you in the next one. Byeeeeeeeeeeeeeee
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